企業法人様向けミシン目入り用紙

ミシン目用紙、買うのと、作るのどっちが得?

ミシン目用紙の品揃えをチェックして回りました。ここが一番ではないでしょうか?e-kami.jpなどと素敵なドメインを取っておられます。ミシン目用紙の種類の多さにいささか目の回る思いがするものの、ここは現実を直視してミシン目加工機の導入効果を計算してみましょう。

 

e-kami.jp取扱いのミシン目用紙品番071「A4上質55kg3分割/マイクロミシン目 2000枚」という製品があります。上記ミシン目加工用紙の第一段目左端に現物を掲載しています。価格は10,479円。一枚あたり10479÷2000円=5.24円になります。

 

このほかにもさまざまなミシン目サイズと、ミシン目加工する紙の質が用意されています。たとえば、左端に綴じ込み用のパンチ穴付きとか、ノンカーボン複写用紙とか、それぞれ価格が違いますので、ここは「きりとれーる」で作れる範囲のミシン目用紙を対象にするのが妥当なところと考えます。すると、この品番がぴったり同じ仕様になります。もちろん当社でも扱っていますので、「カートに入れる」ボタンをクリックしてご注文ください。価格はe-kami.jpと同じです。

 

コスト計算にあたり、「きりとれーる」でミシン目加工する用紙は購入しなければなりません。コピー用紙もずい分安くなっていますが、すでにチャレンジを表明したページで申し上げたとおり、アスクル マルチペーパー・スーパーエコノミーなどと名付けられた500枚入りx3セットの販売価格がな!なんと879円であります。すなわち1500枚がこの価格ということは、一枚あたり879÷1500=0.59円ということになります。

 

すると、さきほどのミシン目加工費用は次のように計算することができます。もちろん、えーかみをよぉけ売っておられる同社の紙の仕入価格は知りようもありませんので、目安とお考えください。

 

加工済み用紙の単価: 5.24円
未加工のA4用紙単価: 0.59円
差額=5.24 - 0.59 = 4.65円 すなわち同社の利益と加工費用が一枚あたりこの金額になるわけです。

 

さて、ミシン目加工機「きりとれーる」の弊社価格は、定価から20%強を割り引いて、162,100円です。自分の利益を削ってでもお客さまに奉仕しようというとても人柄のよろしい人間が経営していますので、こんなに安く提供できるのです。

 

162,100円の出費でミシン目加工機を購入したとして、e-kami.jpから毎度購入するよりも加工賃が安くなるには何枚ぐらいのミシン目用紙を自社製にしたらよいのか、これを計算してみます。

 

簡単ですよね、次の数式を解けばよろしい: 162,100 ÷ 4.65 = 34,834枚、すなわち34,835枚以上ミシン目加工の用紙を利用するのであれば、きりとれーるをご購入いただいても引き合う、というわけです。

 

これを何年間に達成せねばならないか、事務機の常として7年間の使用に耐えられます。多少の保守が必要になりますが、それは社内でご対応いただくことにして計算します。年間枚数は34,834÷84ヶ月(=7年x12ヶ月)=414.69枚ということは毎月415枚程度のミシン目用紙の需要があればちょうど引き合う計算になるわけです。

 

そして、この機械の能力は1分間に117枚、言い換えるとA4用紙117枚にミシン目を1本ずつ入れられます。一般的に3分割を考えると、オプション部品(39,900円)なしの場合、2本のミシン目を加工するには加工機に一枚のミシン目加工する用紙を2回通しすることになるので、1分間の枚数は半分になり、58枚(=117枚÷2)という計算になります。用紙をそろえたり、ミシン目加工されてでてきた紙をそろえたりする工数を20%、すなわち1分(60秒)当たり12秒割り振ると、58枚×80%=46枚制作できるので、415枚を制作する時間=415枚÷46枚=9.02分になります。

 

すなわち、欲しいと思ってから10分もあれば当月の必要枚数と思われる400枚ほどのミシン目入りA4版3分割の伝票が仕上がると言うわけです。まぁ10分ほどのことですから人件費と電気代は無視しても罰はあたらないでしょう。「きりとれーる」ってなかなかすばらしいミシン目加工機ではないですか!オルファ・カッターを使うよりはずっと、はるかに、問題にならないほどの速度でミシン目加工した用紙が出来上がるのです。

 

結論: 月間415枚以上(毎日20枚以上)の3分割ミシン目入り用紙を使用するのであれば、ぜひ「きりとれーる」をご採用いただくべきであります。